今回は太陽と海に恵まれた高知県で育まれた、さわやかな香りと豊かな風味を持つ「高知県産グリーンレモン」の魅力についてお話します。
高知県産グリーンレモンってどんなレモン?
グリーンレモンは、私たちがよく目にする黄色いレモンとは少し違います。収穫後に寝かせて完熟させる黄色いレモンに比べて、もぎたてをすぐに出荷するグリーンレモンは皮が薄いため果肉がしっかり詰まっていて、果汁もたっぷりでほんのり甘く、酸味はさわやかでフルーティーな香りです。
ぎゅっと絞ると採れたての爽やかな香りが一気に広がり、抜群の清涼感とフレッシュ感を堪能できます。苦みも少ないため皮ごと使用するのにも向いています。少し色が抜け黄緑色になったら特に美味しいタイミングです。
グリーンレモンは通常のレモンよりクエン酸が多く含まれています。クエン酸は疲労回復、ストレス解消、免疫力向上など夏バテ対策になる成分です。またグリーンレモンの皮にはレモンポリフェノールがあり、これは抗酸化作用があり美容に良いとされています。ビタミンCとの相性が抜群なのでレモンは皮ごと使うのがおすすめです。
高知県産グリーンレモンのこだわり
高知県は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた、柑橘類の栽培に適した土地です。黒潮町では日本一のグリーンレモンの産地を目指し、生産者の方々が愛情をこめて育てています。
夏場の7月~9月頃の暑い季節に採れる希少な高知県産グリーンレモン。栽培方法にこだわり、ポストハーベスト農薬不使用、ワックス不使用、防腐剤不使用なので皮ごとまるまる食べれる国産グリーンレモンです。
収穫のタイミングは皮の表面がスベスベになり、つやが出てきたら果汁が入ってきたとわかるそうです。
グリーンレモンの魅力を最大限に引き出す!
高知県産グリーンレモンは、その爽やかな香りと豊かな風味を生かして、様々な料理やドリンクに活用されています。
・サラダのアクセントに グリーンレモンの皮を細長く削ってサラダに添えると、爽やかな香りが食欲をそそります。
・魚介料理の風味付けに グリーンレモンの果汁は、魚介料理の臭みを消し、爽やかな風味をプラスします。
・ドリンクのベースに グリーンレモンの果汁は、レモンサワーやレモネードなど様々なドリンクのベースとして最適です。
・スイーツのアクセントに グリーンレモンの皮や果汁は、ケーキやタルトなどのスイーツに爽やかなアクセントを加えます。
グリーンレモンの保存方法
・冷蔵保存の場合:グリーンレモンの保存期間は保存状態によっても前後しますが、グリーンレモンを水で良く洗い、水気をふき取とり1つずつ新聞紙かキッチンペーパーで包みジッパー袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れる。グリーンレモンの状態や保存環境が良ければ2週間から3週間くらいは新鮮な状態をキープできます。表面を乾燥させないことが鮮度を保つポイントです。
また使いかけのものはなるべく早めに使い切ってください。
・冷凍保存の場合(1つまるごと):グリーンレモンを水で良く洗い水気をふき取る。1つずつラップでぴったりと包みジッパー付き袋に入れてできるだけ空気を抜いて冷凍庫へ。約1か月間保存可能。
凍ったまま皮をすりおろして使ったり、30分ほど常温で置いておけばカットできるまで解凍されるので、果汁を絞って使ったり、果肉部分をジャムにしたりと活用できます。
・冷凍保存の場合(くし形に切る):グリーンレモンを水で良く洗い水気をふき取る。くし形に切りラップに並べて包んだら、空気をしっかり抜きながらジッパー付き袋に入れてできるだけ空気を抜いて冷凍庫へ。約1か月間保存可能。10~15分自然解凍すれば果汁を絞ることができる。揚げ物の付け合わせにしたり、飲み物などに入れたりと活用できる。
・冷凍保存の場合(輪切り):グリーンレモンを水で良く洗い水気をふき取る。輪切りにしてラップに並べて包んだら、空気をしっかり抜きながらジッパー付き袋に入れてできるだけ空気を抜いて冷凍庫へ。約1か月間保存可能。くし形と同様、少量ずつ使えるほか凍ったまま調理できて便利です。凍ったままトッピングや調理に使う。
※解凍されたグリーンレモンは再冷凍不可です。
まとめ
高知県産グリーンレモンは爽やかな香り、豊かな風味、そして皮ごと使えるという特徴を持つ魅力的な柑橘類です。栽培時期が限られているこの季節に、ぜひグリーンレモンを使った料理やドリンクを味わってみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。