【趣味どきっ!】体ととのう おうち薬膳 胃腸をいたわろうレシピ ②

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レシピ

2024年9月17日放送(2023年8月~9月の再放送)の「趣味どきっ!」ではおうち薬膳の第2回目として、胃腸にやさしいおうち薬膳レシピを紹介されていました。スーパーマーケットで手に入る食材を使って手軽に薬膳料理を楽しみ、胃腸をいたわるおうち薬膳レシピを教えていただきました。

教えていただいた先生
薬膳・発酵料理家 
山田奈美先生

東京女子医科大学附属
東洋医学研究所所長教授
木村容子先生

脾(ひ)を補う

脾(ひ)とは西洋医学の脾臓ではなく胃腸の働きを意味し、脾の働きが弱まると食欲が低下すると考えられているそうです。
冷えが胃腸まで伝わると働きも悪くなり、もたれたり疲れやすくなるので、この夏の時期こそ温かいものを食べて胃腸を元気にしましょう。

脾(ひ)を補うレシピ 夏ポトフ

材料(2人分)
・トマト      1こ
・かぼちゃ   150g
・なす       1本
・パプリカ     1/4こ
・じゃがいも(小)  3こ
・豚バラ肉(うす切り)50g
・水      400mℓ
・塩         適量
・こしょう      少々

つくり方
① トマトは8等分のくし形切り、かぼちゃ、なすは乱切り、パプリカは縦4等分に切る。じゃがいもは大きいものは半分に切る。

② 豚肉は食べやすい大きさに切る。塩を少々ふって軽くなじませ、15分間以上おく。

③ 鍋に②を入れ、中火で炒める。表面がカリッとしてきたら、①のかぼちゃ、じゃがいも、なすを入れて炒める。

④ 全体に肉の油がまわったら①のパプリカとトマトを加えてサッと炒める。塩一つまみをふり入れ、水を加えてふたをする。

⑤ 煮立ったら、弱火にして野菜がやわらかくなるまで20分間ほど煮込む。塩とこしょうで味をととのえる。

※材料を切って順番に炒めて煮込みます。出来上がりが楽しみ~♪

※完成です!シンプルな味付けなので野菜の甘みや旨味が感じられました。また豚肉も入っているので風味もよく適度なコクもあり美味しかったです!!

さるる
さるる

養生point!

トマトも低下した胃の働きを高めて消化を促進する食材。じゃがいもやかぼちゃと組み合わせることで、夏バテによる疲労の回復も期待できます!

気(き)・血(けつ)・水(すい)とは

とは体の中を巡っている状態が健康ととらえ、過不足が生じたり滞ったりすると、さまざまな不調が体にあらわれる。気が不足すると疲れやすくなったり、イライラしたり、うつうつしたり。

→生命活動を営むエネルギー

→血液にちかい概念

→血液以外のリンパ液や汗などの体液 

  

気(き)を補う

気(き)を補うレシピ 鮭のフライパン蒸し

材料(2人分)
秋さけ(生さけ)2切れ
 (塩さけはダメですよ)


・キャベツ 2枚(約70g)
・しめじ 1/3袋(約80g)
・玉ねぎ 1/2こ(約70g)
・にんにく    1かけ
・酒      大さじ2
・塩こうじ  大さじ1と1/2
・塩        少々

つくり方
① さけの皮に塩をまぶしておく。

② キャベツを適当な大きさにちぎる。しめじは根元を切り落として手でほぐす。玉ねぎは繊維にそって薄切りにする。にんにくも薄切りにする。

③ フライパンにキャベツを広げるように敷き、玉ねぎ、にんにく、さけの順に重ねる。しめじをまわりに散らす。

④ 酒をふり入れ、塩麴を全体にまぶす。ふたをして中火にかける。フツフツとしてきたら弱火にし、さけに火が通るまで7~8分間蒸し煮にする。

さるる
さるる

養生point!

キャベツは胃の働きをよくして、胃もたれなどにも効果的。玉ねぎは胃の働きをととのえて不快感を取るのに役立ちます!

もう一品簡単レシピ

もう一品簡単レシピ 梅ハニードリンク

材料(1人分)
・梅干      1こ
・はちみつ  大さじ1/2
・湯     230mℓ

つくり方
① 種を取り除いた梅干をほぐし、コップに入れる

② はちみつを加える

③ お湯をそそいでかき混ぜる(下に梅が沈んでいるのでかき混ぜて飲む)

※ はちみつも薬膳では胃の痛み、食欲不振など不調をととのえる食材といわれている。梅干と組み合わせると、さらに効果が高まるそうです。

まとめ

スーパーマーケットで手軽に材料がそろうので、薬膳料理といっても敷居が低く簡単に作れそうなレシピでしたね!!今回は胃腸にやさしいおうち薬膳レシピの紹介でした。皆さんもぜひ作ってみてくださいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。